2009年 06月 29日
全英OPへ!
わずか17歳でプロ入り3勝目。若さを持ち味に、勇気のゴルフでやり抜きました。凄かった。
特に16番での見事なチップインイーグル。もちろん狙ったのだろうけど、意外に下りのグリーンが高速で「あぁ、グリーンオーバーか・・・」と思ったけれど、吸い寄せられるようにピンに当たり、そのままカップに吸い込まれました。
テレビ中継での歓声で、思わず音量を下げたことは初めてです(笑)。そのぐらい、会場の盛り上がりは凄かった。
12番でまさかのOB2連発で、+5。前日まで3打差の単独首位だったのに、2位の選手とタイになってしまいました。けれどここからが強くなった遼くんの真骨頂。折れない心で気持ちを立て直し、次のティグラウンドではキャディと笑い合っていました。
最後まで攻めることをやめず、ドライバーでのティショットにこだわり、結果OBを出そうとも、それをすぐさま取り返す神懸かりのチップイン。
この子にはゴルフの神様がついている・・・そんな気持ちさえします。
中継を観ていても、つまらない試合というのはあります。守りに入ったゴルフは確実性は高いけれど、観客にワクワクとした高揚感を与えてはくれない。
魅せるゴルフが出来るというのは、やっぱりスタアの素質なのかも。遼くんの憧れのタイガーのように、魅力的で強く逞しいアスリートになって欲しいです。ほんとに格好良かった!
女子の方も熱いです。今日のプロミスレディス、諸見里がなんと-18という脅威のコースレコードで優勝。今年の諸見里は強いし、逞しい。目を見ているとちょっと宮里藍ちゃんを彷彿としますね。そのうちメジャー行っちゃうのかな。
2位、3位、4位までが二桁アンダーっていう、とんでもない激戦でした。今の女子プロゴルフは実力が拮抗してて、ほんっとに観ててワクワクします。今年の賞金女王は誰が獲得するんでしょうかー。