2009年 11月 18日
読むクスリ
きたきたきたーって感じです。
寒い。
寒い冬、北国のゴルファーは何をして過ごしているのか?
ある人はインドアレッスンに明け暮れて、春のシーズンを虎視眈々と待っていることでしょう。
また、ある人は室内でひたすらパターを振っていることでしょう。
ある種の猛者は「冬とて関係ないわ!」と雪が降ろうが、ギリギリまでコースに・・・(笑)
私の冬のゴルフライフは寝る前のストレッチと「読むクスリ」で、じっくりとインナーゴルフの世界を堪能します。もともと読書が好きなのですが、レッスン書籍ってどうも最近、逆に不安になるばかりで、気にいったものが一冊あればいいかなぁ、と思うのです。
なので読むのはもっぱらエッセイ、小説のたぐい。特に夏坂健さんのゴルフエッセイはエスプリがあり、ピリッと辛い大人のエッセイとして、読むものを惹きつけてやみません。
現在読んでいるのはこれ。「騎士たちの一番ホール―不滅のゴルフ名言集」です。
ゴルフは人を狂人にする、なんつーことを言った人もいますが、うまい表現だなと思います。確かに、私の周りにも寝ても覚めてもなゴル馬鹿たちが散見(笑)。過去も今も、プロと呼ばれる人ですら、この棒で球を打つだけのシンプル(に見える)競技に、振り回され、かき乱されてきたのですね。そこまで人をとりこにする、ゴルフってなんだろう、というところを掘り下げていくのが、どうも私のもう一つの楽しみのようです。
名言集を抜粋したサイトやブログも色々ありますから、是非一度読んでみて欲しいなと思います。なぜかゴルフは人を詩人にするらしい
私の好きな言葉は球聖と呼ばれたボビー・ジョーンズの言葉。
「人間は、自分が敗れたときこそ種々な教訓を得るものだ。私は、勝った試合からはかつてなにものをも学び得たことはなかった。」